オンラインによるリモートリサーチカフェのご案内

日本デザインマネジメント協会(JDMA)ではオンラインによるリモートリサーチカフェを開催します。リサーチカフェは当協会の日頃の中心的な活動です。関連する重要な事柄や会員諸氏の関心のあるテーマについてカフェスタイルで話題提供やディスカッションを行っていくものです。

テーマ:WE ARE A DESIGN THINK TANK.
村田 智明氏(ゲストスピーカー)


「デザイン」とは、カタチや色やグラフィックを整えることにより、製品付加価値を向上させるためのものだという解釈もありました。しかし、それでは製品やそれを取り組むものの、隠れた問題の根本的な解決に至らず、サスティナブルな状況を構築できません。ハーズ実験デザイン研究所では、商品開発や地域振興を考えるとき、モノ単体に関してのみではなく、社会の中で、人・モノ・情報がどう関わっていくのかを考え、本質の解明を目指して「デザイン」を行っていくメソッドを共有するところからデザインワークがスタートしています。

株式会社ハーズ実験デザイン研究所 / METAPHYS 代表取締役
大阪公立大学 研究推進機構21世紀科学研究センターイノベーション教育研究所客員教授  九州大学非常勤講師
愛知県立芸術大学 非常勤講師

オンライン講演日時:9月22日(金)18:00〜19:30
プロフィール

大阪市立大学工学部応用物理学科卒。1986年同社設立。デザイン思考から企画開発をサポートするデザインシンクタンクとして知られ、提唱するS.S.F.B法や感性価値ヘキサゴングラフなどが広く活用されている。プロダクトを中心に、Gマーク金賞、DFAグランプリ、RED DOT BEST OF BEST、iF DESIGN AWARD GOLDなどを始め国内外のデザインアワードで180以上を受賞。Microsoft「Xbox360」を始めとする世界記録を達成したデザインで、Newsweekの「世界が注目する日本の中小企業100社」に選定される。自ら運営するMETAPHYSは、「行為のデザイン」に基づいて開発から販売までを実践。また、感性価値創造ミュージアムや東京都美術館新伝統工芸プロデュース事業、越前のiiza、鳥取のなんぶ里山デザイン大学、新潟の百年物語やデザインラボ、奈良県産材のTEUDなど、地域振興にも多く携わる傍ら、eco products design competition 2007~2010、 social design conference 2011~2015の開催を通じて、社会性を持ったデザインの啓蒙に尽力している。

9月8日(金)JDMA公式アプリより登録スタート

リサーチカフェ参加費⽤
会員 (無料)
⼀般 1,000 円  学生 500 円

テーマ:デザインマネジメントを経営の中核に取り入れ、企業のヴィジョンや戦略を立案する若手経営者の実践(無料)
花岡 雅氏(ゲストスピーカー)

花岡車輌株式会社
取締役 総務本部 本部長 兼 販売企画室 室長
「6月18日(土)15:00〜17:00」

【プロフィール】
1985年生まれ東京都出身

経歴

成城学園高等学校
東京工芸大学 芸術学部デザイン学科ヒューマンプロダクトコース
東京造形大学大学院 デザインマネジメント(薄ゼミ)
 

就業歴

インテリアデザイン会社
プロジェクトマネージャーで従事
花岡車輌株式会社
取締役
販売企画室 室長(デザイン・広報・システムエンジニア)
兼 総務本部 本部長(総務・人事・経理)
 

概略

大学でプロダクトデザインを学び、大学院では経営にデザインを活かすためデザインマネジメントを研究。
新卒でインテリアデザインで企業ブランディングを展開をするデザイン会社を経験後、家業である運搬機器製造業「花岡車輌株式会社」に入社。
入社後は自社で初めてのデザイン広報部署「販売企画室」を設立し、自社ブランドの確立を目指しながらタッチポイント(web/カタログ/製品など)を整備しつつ、IT・広報といった領域も展開。その後経営への関わりを持つため総務・経理・人事の総務部部長も兼務。ここで会社の仕組みを作りながら、デザイン・広報をクロスさせた展開を立案しさらに企業理念や仕組みをブランドと結びつける試みをし現在に至る。

https://youtu.be/ZdqxlATSLQY
 

アートプロジェクト」&「エリアスタディ」フィールドワークを通じた地域資源の発見と創造」中里和人氏 ゲストスピーカー:東京造形大学 写真専攻領域教授

日本各地で2000年から実践している「アートプロジェクト」、東京造形大学写真専攻で2011年度から取り組んできた授業「エリアスタディ」。どちらもフィールドワークを主体に、オルタナティブな場所性をフロンティアと捉え、地域社会の中で写真展、インスタレーション、ワークショップなどを展開し、地域社会の中でのデザインとアートの創造性や社会性を研究、発表してきました。その足跡をたどり、デザインとアートの様々な活動報告をいたします。

 
https://youtu.be/phuyY78__AM
 

「デザインの可能性―これまでとこれから(この頃のキーワード)」加藤公敬氏(顧問・JDMA特別会員:公益財団法人 日本デザイン振興会 常務理事)
「6月26日(土)15:00〜17:00」

これまで企業にて40年以上経験してきたデザインの現場体験から「デザイン」が時代と共に進化してきた流れを整理し、今とこれからの「デザイン」を概観してみます。その際に「デザイン」を「価値、技術、身体性、社会」のそれぞれの時間軸と合わせて分析し、その結果として、社会の価値観の変化や技術の進化に対して「デザイン」が果たしてきた役割や成果を鳥瞰し、これから期待される「デザイン」の方向性を鳥瞰してみます。その他、この頃の気になるキーワードをみなさんといっしょにディスカッションしてみたいと思っています。

 
https://youtu.be/tXWlTSIwXeI
 

イノベーションを起こす新価値創造は「ロジカルシンキング×デザインシンキング」木村 徹 有限会社木村デザイン研究所 チーフ・デザイン・オフィサー

2020年70年代から今日まで時代背景の中で自動車デザインの変遷をたどり100年に一度の大変革に私たちが対応するには何をどう考えどう実行していくか「ロジカルシンキング×デザインシンキング」のハイブリドなプロセスを通し、実例を踏まえながらご説明します。
講演概要(プレゼンテーション概要)     
70年代から今日まで時代背景の中で自動車デザインの変遷をたどり100年に一度の大変革に私たちが対応するには何をどう考えどう実行していくか「ロジカルシンキング×デザインシンキング」のハイブリッドなプロセスを通し、実例を踏まえながらご説明します。
・15:00〜16:00(プレゼンテーション)
・15:00〜15:10(休憩)
・16:10〜17:00(参加各位との意見交換ほか)
 
https://youtu.be/RRTQbLh54K0
 
https://youtu.be/Hcvx2SN2QgI
 

創造性教育 活動の可能性ーデザインセッション多摩2020 ワークショップ「木でつなぐ山とまち」に参画してー高嶋晋治氏(JDMA理事)

私が今年3月に参画しましたワークショップの情報や提案の内容を皆さんと共有し、今後の創造性教育の活動の可能性について意見交換できればと考えております。
講演概要(プレゼンテーション概要)     
70年代から今日まで時代背景の中で自動車デザインの変遷をたどり100年に一度の大変革に私たちが対応するには何をどう考えどう実行していくか「ロジカルシンキング×デザインシンキング」のハイブリッドなプロセスを通し、実例を踏まえながらご説明します。
・15:00〜16:00(プレゼンテーション)
・15:00〜15:10(休憩)
・16:10〜17:00(参加各位との意見交換ほか)

 
  

JDMA Research Cafe Life Design Inomata and Hoshino身体障害解決のデザイン

「幻肢痛」は手腕や足の切断後に失ったはずの手足が存在(幻肢)するように感じられ、その幻肢が猛烈に痛むという不思議な現象。幻肢と幻肢痛は、手足の切断後だけでなく、神経傷害や脊髄損傷などによって手足の感覚と運動が麻痺した場合にも現れることがあります。
猪俣さんは、17歳の時にバイク事故で大ケガを経験。右腕の手術は成功しましたが、その後感覚がないはずの腕が痛む幻肢痛に悩まされました。現在は、VR技術を使いその痛みを和らげる機器の研究に取り組んでいます。
人生において私たちは様々な困難にあいますが、今回は、痛みにデザインがどのように貢献できるか、猪俣さんに語って頂きます。
 

  

Education of Creativity 創造性教育

202012月1215:00~17:00創造性教育(創造性教育担当理事 菅原重昭)

<講演テーマ>:「創造性教育の取り組みについて」
・15:00〜16:00(菅原理事による概要説明:プレゼンテーション)
・15:00〜15:10(休憩)
・16:10〜17:00(参加各位との意見交換ほか)

 

JDMAリサーチカフェ参加者の意見交換です。活発な意見交換会となりました。

 

 
 

談話室-リージョナル・デザインを受けて- 

 

フランス、ブルゴーニュワインのブランドがどのように作られてきたのかその秘密を探る。 

 

フランス、ブルゴーニュワインのブランドがどのように作られてきたのかその秘密を探る。 

 

2020年11月14日15:00~17:00リージョナルデザイン(代表理事 玉田俊郎)

フランス・ブルゴーニュのぶどう栽培とワインの生産を通して地域(リージョン)文化の形成とその重要性について考えていきます。

  

9月26日15:00〜16:30ソーシャルデザイン担当理事 加藤義夫氏担当

当協会理事の加藤義夫氏(美術評論家、宝塚市立文化芸術センター館長、大阪芸術大学客員教授)は文化芸術による街づくりやアートを介した市民相互の交流の場の創造について研究と実践を行っています。リサーチカフェではホットな事例を紹介しながら、文化芸術が街づくりどのように結びつくのか、アートが市民の交流の場の創造にどのように介在するのか、興味深い視点を提供し、参加者の皆さんと交流していきます。
*リサーチカフェZoomURLは追って掲載します。
*リサーチカフェ参加希望者は参加申し込みフォームから参加登録を行ってください。(参加申し込みフォームは追って掲載します)

 
関連情報
宝塚市立文化芸術センターのオープンが4月19日(日)でしたが、新型コロ大のため延期になりました。併せて「開館記念展:宝塚の祝祭1」も延期となりました。宝塚市立文化芸術センター館長で美術評論家の加藤義夫氏(JDMA理事)が朝日新聞大阪本社版に記事「喜びを届けるアートセンター」を執筆しました。

朝日新聞  2020.04.21  
(美術評)特別編コラム 喜び届けるアートセンター
「朝日新聞社に無断で転載することを禁じる」
「承諾番号20-1610」

 
宝塚ファミリーランド跡地に誕生したアートセンター「宝塚市立文化芸術センター」は、新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令を受け、4月19日(日)のグランドオープンが延期され、オープン日が未定となりました。
つきましては、来館できないお客様に向け、3DビューやVR映像を活用しセンター内部や展覧会をご覧いただくオンライン開館を5月1日(金)10時より公式WEBサイト
にて行っています。

https://takarazuka-arts-center.jp/
アートセンター、エントランス
 
3Dビュー
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